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2021年7月13日

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「クックチル方式」を理解した即戦力となる管理栄養士の育成を目指す産学連携プログラムを実施しました-食生活健康学科-

7月8日(木)、「クックチル方式」を理解した即戦力となる管理栄養士の育成を目指す産学連携プログラムを実施しました。(本学の食生活健康学科と日清医療食品株式会社との連携プログラムはメディアにも取り上げられました。)

少子高齢化が進む現在、労働力不足は医療・介護における給食の現場においてもその影響が大きく、従来の食事提供のかたちであるクックサーブ方式(施設内で作ったものをすぐに提供する)だけでは、マンパワーが不足したり、それが原因で食事の質を満足に提供できないなどの問題が生じることがあります。そのため、食事の質・安全性を保ちつつ、深刻な労働力不足にも対応し、且つ効率的で合理的な給食の運営を目的として、クックチル方式(セントラルキッチンで、作った調理済みの料理を提供時に再加熱して提供する調理システム。管理栄養士国家試験にも出題)の導入が進められています。

クックチル方式について貴重なお話をきく

このような社会情勢の中、管理栄養士養成施設では、クックチル方式等の新調理システムを用いた実習はほとんど行われていません。また、管理栄養士養成施設においてクックチル方式を学ぶためには、企業との連携が必要となります。そこで今回「日清医療食品株式会社」の協力のもと、食生活健康学科の「給食経営管理実習」において、クックチル方式を学ぶためのプログラムを実施しました。

学生の作業の様子
クックチル方式で作った食事

この取組は、7/8放送の『news every.』(長崎国際テレビ)、食品産業新聞社、産経新聞社、長崎新聞社に取り上げられました。