合格体験記③
合格体験記③

合格体験記

「努力そして感謝」

長崎県立大学看護栄養学部
看護学科進学

A.M. さん

 私はこの度、公募推薦入試で長崎県立大学看護栄養学部看護学科に合格することができました。先生方には、沢山のご指導をして頂きました。さらに、友達に励ましてもらったり、家族に支えてもらいました。私は、沢山の方々から支えて頂いたからこそ頑張ることができ、感謝の気持ちでいっぱいです。
 高1の私は、将来の夢がなく、進路についても深く考えていませんでした。しかし、あっという間に高3になり、焦りだしました。そんな私に、両親が看護師を勧めてくれました。私の性格から自分に看護師は向いていないと思い、沢山悩みました。しかし、看護師について調べたり、看護師である叔母から話を聞いたりしていくうちに、しだいに興味を持つようになりました。さらに、祖父が入院した時の担当の看護師の素晴らしい姿を見たことで、私も病気で不安を抱えている患者を笑顔にしたいと思うようになりました。地元長崎で働きたいという思いがあった私は、長崎県立大学のオープンキャンパスに行き、長崎の地域に根差した学習を行っている点や学生さんの姿に魅力を感じ、看護学科を受験することを決めました。
 中学生の頃、私は勉強することが苦手でしたが、高校での最初のテストをきっかけに部活動と勉強の両立を目標に頑張ろうと思うようになりました。活水高校の卓球部は、レベルが高い人が多く、私も強くなり少しでもみんなに貢献したいという思いから、部活動の後に自主練習を始めました。なかなか成果を出すことができず、沢山悩むこともありました。そんな時、私の周りには、声をかけてくれる仲間がいました。そのおかげで諦めずに続けることができ、部活動を通して、努力が結果につながるということを改めて感じました。
 しかし、私にとって部活動をしながら勉強と両立させることは簡単ではありませんでした。普段は卓球ばかりで勉強をする時間はあまりなく、テスト一週間前に始めていました。そのため、焦ることもあり、嫌になることも沢山ありました。それでも、自分なりの勉強方法を見つけて勉強し、成績を維持し続けてきました。
 大学受験には小論文と面接があり、正直、私はどちらとも不安でした。しかし、先生方が昼休みや放課後、面接の指導をしてくださり、少しずつ自信をつけることができました。夏休みからは、小論文課外が始まり、小論文に必要な書き方や知識など沢山のアドバイスをして頂きました。過去問を何度も解き、当日まで努力し続けたことで、受験本番は緊張せず、力を出し切ることができました。
 私は高校での三年間を通して、どんなことでも努力すれば必ず結果はついてくるということを強く感じました。また、それは自分一人では出来ることではなく、支えてくれている人がいるからこそ出来ることだと思いました。後輩の皆さん、これから進路決定まで悩むこともあると思いますが、最後まで自分を信じて、諦めずに、感謝の気持ちを忘れず、目標に向かって一生懸命頑張ってください。

「最後まであきらめない」

西南学院大学経済学部
経済学科進学

N.M. さん

 私はこの度、総合選抜入試活動実績型AOで合格しました。私は最初は行きたい大学がなかなか決まらず、親の勧めで公立大学を受けることを考えていました。しかし、その大学の試験日がマーチングの大会と重なり、志望校を変更しなければならなくなりました。私は将来、警察事務になりたいと考え、公務員に強い大学に行きたいと思っていたところ、先生から西南学院大学を勧めていただきました。そして、夏休み中に西南学院大学を含めた数校のオープンスクールに行き、色々な大学を見て回りました。その中で西南学院大学の雰囲気を確認でき、また入試課の方から「部活動だけでなく、寮生活も立派な活動実績です。頑張って下さい。」とおっしゃっていただき、西南学院大学を受けることを決心しました。
 試験は、まず一次選考の書類審査がありました。書類審査では、学修計画書・活動報告書の提出がありました。学修計画書では、入学後の学修計画を書かなければなりませんでしたが、大学生活4年間の学修計画を事前に考えたことで、自分自身も大学で何をしていくべきかのイメージができました。活動報告書では、主に部活動の活動・資格検定・活動経験の内容を書きました。活動経験では①自主的に考え実行に移した経験②困難に直面した際に乗りこえた経験③他の人との協力によって達成した経験についての3項目があり、それぞれにテーマが難しかったのですが、所属していた吹奏楽部での様々な経験がとても役に立ちました。
 次の2次選考は講義に基づく試験と面接でした。経済学に関する90分間の講義を受け、その講義に基づいて自分の意見を60分間で小論文形式にまとめて書かなければいけません。この試験は去年から始まった入試方法で、試験内容の情報が少なかったために対策が分からず困っていましたが、新聞やニュースにも目を通しYouTubeの経済学入門などの動画を見て勉強をしました。そして、もともと1学期に小論文模試も受けていたので、その勉強がとても役に立ちました。試験当日は思っていたより受験生が多くとても焦りました。ですが、最後まであきらめず小論文を書き終え、面接でも答えに詰まらないようにしました。
 合格までの道のりは部活との両立で大変でしたが、親や先生方の協力のおかげで合格することが出来たと思います。私は志望校がなかなか決まらなかったのですが、3年生での選択科目でどの学校になってもいいように選択していたことが、自分の進路決定にプラスになったと思います。進路を早く決めるのが一番ですが、志望校が決まらない人はどの進路になってもいいように準備しておくことが大切です。そして、最後まであきらめず努力することも大切です。進路決定までに沢山の方にお世話になりました。これから受験生になる皆さん、最後まであきらめずに頑張ってください。

「最後まで諦めないことが大切」

福岡大学人文学部
ドイツ語学科進学

E.M. さん

 私はこの度、指定校推薦をいただき、面接と小論文の試験を経て、福岡大学人文学部ドイツ語学科に合格しました。
 私は、6年間吹奏楽部に所属していました。その中で、ベートーヴェンのことについて調べた際に、彼の出身国であるドイツについてさらに知識を増やしたいと思い、ドイツ語学科への進学を希望するようになりました。福岡大学を選んだ第1の決め手は、地元である福岡にキャンパスがあるという事です。もともと、1年生の頃からなんとなくではありましたが福岡大学に進学したいと考えていました。本格的に福岡大学を目指し始めたのは、高校2年生の冬でした。推薦条件を見てみると、私には程遠い評定でした。2年生の3学期に評定が出た時も私はまだ推薦条件を満たしていませんでした。3年生になり、「このままでは推薦がもらえない」と思い、今までとは比べ物にならないほど勉強しました。特に定期考査では平均点を約20点上げる事に成功しました。3年生の1学期の最後に出た評定はすごく上がっていて、何とかギリギリで推薦基準に到達しました。基準には達したものの、推薦がもらえるかどうかはわかりませんでした。たくさんドイツの事を勉強して、少しでも推薦がもらえるように努力しました。
 何とか推薦をいただくことができ、本格的に面接と小論文の練習が始まりました。最初の面接練習では何も答えられず、本当に何から始めたらいいかも分かりませんでした。そこで、福岡大学に進学された先輩方に話を聞いて、面接の対策法を変えました。面接対策の本を数冊図書館から借りてきて、質問されたものは全て答えられるよう準備しました。本番では準備したことはあまり聞かれませんでしたが、部活動で臨機応変な対応には慣れていたので、答えられることが出来ました。小論文は、今年から始まったものだったので、過去問などもなく、事前に与えられたテーマをもとに同じ小論文を何度も書きました。最初は、全然書けませんでしたが、最後は何となくではありましたが、書けるようになりました。本番の問題は、練習の際に取り組んでいたものだったのでスラスラ書くことが出来ました。自分では、かなり良い出来だったと思ったので、結果発表まであまり不安になることなく過ごすことが出来ました。そうは言うものの、合否結果を見るときは、かなり緊張しました。合格通知が来たときは本当に嬉しかったですし、安心しました。
 私は、吹奏楽部に所属し、朝から晩まで練習に励んでいました。忙しく、時間がない中でも合格できたのは周りにいるたくさんの人のおかげだと思います。もし、今、志望校への合格が厳しいと思っている人、まだまだ諦めないでください。人は変われます。あとで後悔しないように今、自分にできる最善を尽くして頑張って下さい。皆さんの進路実現を心から祈っています。

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