同窓会会長のメッセージ

 活水学院は明治12年、日本の女性にも教育が必要とアメリカから2人の女性宣教師、ラッセル先生とギール先生(後に福岡女学院を創立)が派遣され、一人の女生徒から始まりました。そして学院は今年、創立146周年を迎えます。卒業生が19名になった明治25年、まだ女性が社会に出て男性と同等に活動することが厳しかった時代、卒業しても繋がりを持ち、情報交換をし、助け合うようにとラッセル先生の卒業生への暖かい眼差しから誕生したのが同窓会です。今年で創設134年を迎え長い歴史を刻んでいます。‶活ける水″ラッセル先生の教育理念を根幹に、その長い歴史を繋いでいくのが同窓会の働きではないかと考えています。
 同窓会の恒例行事になってきました「復活祭を長崎で」、今年は4回目を迎えましたが、東山手キャンパス大チャペルでの開催となりました。爽やかな初夏の風、青空に伸びる楠木の雄姿。そして優しい芽吹きの色に包まれたキャンパスに、日本各地から集まった約140名の合唱団によるメサイアの音楽が流れました。
 同窓会は皆さんのクラブ活動を支援するために「ラッセル奨学金」「ラッセル支援金」の充実を図りました。生徒の皆さんが頑張っている姿は美しく感動します。それを応援するために、クラブ活動への褒賞、支援をしています。今年は熱い夏を乗り越える為に製氷機を贈呈いたしました。
 同窓会に残っている資料や写真などに触れる度に、青春時代を活水で学んだことを誇らしく思います。ラッセル先生は日本の娘たちへ熱い想いを注がれ、生きることのポリシーを育まれました。その泉から沢山の‶活ける水″を汲み、実りある学び、思い出多いキャンパスライフを過ごして頂きたいと願っています。それが次へのステップ、羽ばたきの一つの礎になりますように‼ 先輩たちからのメッセージです。

同窓会

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同窓会会長 永吉美恵子
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