氏  名

細海 真二
HOSOMI Shinji

職  名

教授

学  位
略  歴

博士(先端マネジメント)

専門領域

非営利組織経営、アントレプレナーシップ

主要担当科目

現代社会と経済、情報デザイン

所属学会

日本NPO学会、国際公共管理研究学会(International Research Society for Public Management)

研究活動等

【学術論文等】 ・“The Amagasaki Pilot Social Impact Bond in Japan: Participation of SMEs in Public Market”, European Journal of Public Procurement Markets APMEP Portuguese Society of Public Markets, vol.1, 2018, pp.75-82. ・「被災地復興支援における自治体NPO連携:コ・クリエーションによる事例検証」『CIPFA Japan ジャーナル』第4号、2020年、39-48頁。 ・「公共サービスにおけるユーザー中心デザインの意義:サービスデザイン実装による社会的価値創出」『CIPFA Japan ジャーナル』第3号、2019年、83-92 頁。 ・「わが国におけるギビングサークル組成の課題:市民連帯意識の主体化と寄付文化」『関西学院大学経営戦略研究』第13号、2019 年、43-55頁。 ・「地方自治体におけるソーシャルインパクト・ボンド導入の現状と課題 : フィランソロキャピタリズムの黎明」『関西学院大学経営戦略研究』第12号、2018 年、79-90頁。 ・細海真二・関下弘樹「非常利セクターにおける社会的投資受容の課題」『福山大学研究経済学論集』第44巻、2020 年、87-103頁。 ・細海真二・井上直樹「サードセクターによる公共サービスの変革スコットランド式公共調達の事例から」『福知山公立大学研究紀要』第4巻第1号、2020年、167-184頁。 ・「新しい資本主義とはなにか : 富の公正な再分配のフィランソロピーの共存」『ながさき経済 』(384)、2022年、110-113頁。 ・「市民フィランソロピーの新たな潮流:ギビングサークルという考え方」、日本寄付財団、2023年。 【著書・作品等】 ・共著『迷走するグローバル資本主義のゆくえ:博愛資本主義という考え方』 第1章:博愛資本主義とはなにか(1-7頁)、第5章:ギビングサークルによる市民参画型フィランソロピー(97-118頁)、第6章:ソーシャルインパクト・ボンド(119-133頁)、第7章:フィランソロピー研究者との対談(135-150頁)、第8章:エピローグ(151-154頁)、石原俊彦監修、関西学院大学出版会、西宮市、2022年10月。 ・翻訳『パブリック・サービス・ロジック:公共サービスの提供とサービス・マネジメント』、第7章共訳「パブリック・サービス・ロジックの示唆Ⅱ」265-281頁。 原著:Stephen Osborne, Public Service Logic: Creating Value for Public Service Users, Citizens, and Society Through Service Delivery、石原俊彦/松尾亮爾監訳、関西学院大学出版会 、西宮市、2023年3月。

社会活動等

・日本生産性本部地方創生カレッジ:地方公共団体と大学の連携入門講座講師 ・英国勅許公共財務会計協会CPEセミナー(専門研修セミナー)講師

受験生・保護者の方へのメッセージ

社会の諸課題を解決するため多機関の連携をベースとしたフィランソロピーの理論と実証を研究しています。グローバル企業で培った実務経験や経営手法には、社会課題の解決に援用できるものが多くあります。「実学」を学ぶとともに、時代の変化に左右されない知性を身につけること、また固有の考え方や偏見を解き放つため外部の知恵とぶつかりあうことが重要です。そのような知と巡り合える環境をプロデュースしたいと思います。生活の水なる知識と知恵を共に学んでみませんか。