将来学 生活の中に芸術 洪東植(ホン・ドンシク)先生 をお迎えして

10月16日(水)高校Ⅲ年生の将来学では、本校美術科波多野教諭のご友人である、洪東植(ホン・ドンシク)先生(釜慶大学人文社会学部視覚デザイン学科教授)をお招きして、生活の中にある芸術としての役割を、具体的に講演いただきました。先生は冒頭で、韓国アイドルグループの写真を見せながら、K-popとデザインやキャラクターの関係性を説明し、私たちの生活の中に身近な存在として息づいているグッズの紹介をしてくださいました。特に印象深かったことは、ピカソの作品を紹介しながら、彼自身の生涯や大切にしてきたものに触れ、キュビズムの芸術性の高さを伝えてくださいました。最後に、昨年、洪先生ご自身が制作した「朝鮮通信使に関する記録-17世紀~19世紀の日韓の平和構築と文化交流の歴史」ユネスコ記憶遺産登録を記念したロゴ(シンボル)の目的や、意味について解説してくださり、江戸時代に日本と朝鮮が深い絆で繋がっていたことも紹介してくださいました。
生徒の感想から
「デザインの力はすごい!」「デザイン1つで購買意欲を沸かせたり、私たちを魅了したりしていてすごい!」「日本と韓国だけでなく、アメリカやイギリスなどでも活躍されているホン先生は、考え方や物の見方も違っているのだと感じた」「デザインが私たちの暮らしをより良いものにしてくれている」「デザインにおける工夫を少し加えることで、環境や治安にも影響することから、デザインの力は重要であると感じた」
    

  

2019年10月16日
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