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教員採用試験合格体験記

教員採用試験合格体験記
音楽学部音楽学科 教育専攻4年 阿野 優梨奈

 長崎県の特別支援学校教諭に合格をいただきましたので、その体験をお話させていただきます。
 私が教師を志すようになったのは、中学生の頃に出会った先生がきっかけでした。信頼のある、何事にも熱心な先生に憧れを抱き、私も教師になりたいと思うようになりました。ピアノを習っていた私はその後「音楽の先生」を目指し、活水女子大学の音楽学部教育専攻に入学いたしました。多くの実りのある学びの中、大学3年次に私の目指す教師像に変化がありました。それが私が特別支援学校の教員を目指すきっかけでした。特別支援学校での2日間の実習で私が出会った子どもたちは、それぞれ困難としていることが異なり、私も初めは戸惑いがありました。しかしそれよりも子どもたちの生きる力が強く感じられました。言葉で上手く伝えられないことも、表情や行動で必死に私に思いを表現しようとする子どもたちの姿が印象的で、「この子どもたちの成長に出会い笑顔が見たい」と実習の中で思うようになりました。指導にあたっては大変試行錯誤しましたが、子どもたちの笑顔が見えた時は何にも換え難い喜びと感動で心が満たされました。子どもたちの気持ちや思いを汲み取りながら適した指導を考え、共に成長することに喜びを感じ、私が目指す教師はこれだ!と感じた瞬間でした。その後さらに小学校の特別支援学級での学習ボランティアを通して指導を経験させていただくうちに、私にはこの道しか考えられないと思い、採用試験を「特別支援学校」の校種で受験するに至ったのです。
 それから私は迷いなく「絶対先生になる」という強い意志を持って努力しました。私が受験した長崎県の1次試験は「一般・教職教養」「専門科目」の2科目であり、今年は幸い「特別支援学校」を「中学音楽」と同様の試験で受験することが可能だったため、音楽学部で学んできた私は、一般・教職教養の勉強はもちろん、音楽の専門試験・実技試験の準備に励みました。1次試験まで残り3か月を切った頃は、勉強するため遅寝・早起きの生活でした。眠気に負けてしまいそうな日もありましたが「夢を叶えたい」という一心で自分を励ましていました。1人で勉強するよりも福島先生がいらっしゃる教職支援室が私にとって集中できる環境であり、気合が入る場所だったので、授業の空き時間をはじめ時間の許す限りはそこへ向かって勉強していました。また福島先生は、採用試験に向けて勉強する私たちのために、今年はどのような傾向でどの分野が出題されやすいか予想を立てて教えて下さいましたので、広い範囲の勉強に苦戦して時間が足りないと感じていた私は、先生のお話に大変助けられました。教職支援室が閉まる夜は、音楽棟で実技試験のためのピアノと声楽の練習をし、帰宅した後も再び勉強に励みました。2次試験の対策としては、小論文と面接を活水の先生方にご指導いただきました。先生は授業の合間や夏休みにも関わらず面接の練習に付き合って下さり、おかげで当日は緊張しながらも自分の力が発揮できたと思います。
 夢が現実となった今、「努力は裏切らない」という言葉は本当だと身をもって感じています。もちろん試験に至るまでは何度も挫折を感じたり、できない自分が悔しくて涙を流すこともありました。勉強や練習に追われる毎日がつらいと感じることもありました。しかし決して乗り越えられないことは何1つありませんでした。それは私が「夢を叶えたい」という気持ちを強く持っていたからであり、さらにはその夢を応援し、支えてくれる多くの人がいたからだと思います。ご指導下さった活水の先生方、支えてくれた家族、応援してくれた仲間、様々な方々に心から感謝しています。4月から夢であった教員として勤務できることが大変楽しみです。子どもたちと共に、感動と笑顔があふれる毎日を送れるように努力し続けたいと思っています。






健康生活学部子ども学科 山本 陽子

 長崎県の教員採用試験(養護教諭)に合格いたしましたので、その体験をお話させていただきます。
 教員採用試験の合格はとても難しいと言われており、勉強しなければならないという思いはあったものの、何から勉強を始めたらよいのか迷うばかりでした。そんな中、まず始めたのが、学校で行われている学習会に参加したり、模擬試験を受けることでした。最初の模擬試験は散々な結果でしたが、勉強していないから当然だという思いと、これから勉強しなければならないというスイッチがここで入ったのかもしれません。
 学習会は、授業の空き時間や土曜日、長期休みに行われています。そこでは、教員採用試験で必要となる一般教養(高校までの基礎学力で解ける英語や数学などの問題や一般常識、時事問題など)・教職教養(教育史や教育法規など教育に関する問題)・専門科目(養護教諭となる上で必要となる知識に関する問題)を先生方に教えていただきながら、また過去問を解きながら知識を増やしていきました。
 教員採用試験を終えて思ったのは、教職教養は追い込みがききますが、一般教養と専門科目は、短期間で知識を増やすことは難しいということです。一般教養と専門科目は、3年生の時には勉強を始めていました。今となっては、一般教養と専門科目の勉強に早めに取り組んでいたことで、採用試験前には、ほとんど教職教養の勉強に時間を費やすことができ、合格につながったのではないかと思います。
 次に私が取り組んだ具体的な勉強法を僭越ながら述べさせていただきます。
 まず、試験を受ける県によって問題の傾向が異なるため、その傾向を掴み、どの分野を重点的に勉強していけばよいのか知ることが大切です。すべての分野を完璧に勉強しようとするとかなりの時間と努力が必要となると思います。
 私の場合、勉強を始めたのが遅く、すべての分野を完璧に勉強するのは難しかったため、受験したい県の過去問を解き、どの分野が出やすいのかという傾向を知り、そこを重点的に勉強しました。私は参考書等を使って地道に暗記するというのが苦手なため、書店で売っている全国の過去問を集めた問題集を解きながら覚えていきました。問題を解いていると同じような問題も多く出題されていることがわかります。自分が受験を希望していない県の過去問を解いておくと、同じような問題が受験する県で出題されることもあると思います。また、教育法規など覚える際によく出題される言葉は空欄にして問題を作ったりもしました。勉強していく中で自分なりの方法を見つけていくといいと思います。
 最後に、具体的な勉強法とは関係ありませんが、一緒に頑張る仲間は必要だと思います。私にとって、仲間の存在はとても大きかったように思います。頑張っている仲間がいることで、私も頑張らないといけないという思いを持つことができ、採用試験の勉強に取り組むことができました。このような仲間に感謝しています。
 簡単ではありますが、採用試験の勉強について書かせていただきました。少しでも参考にしていただけたら幸いです。


 
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