氏 名
渡辺 誠治
WATANABE Seiji
職 名
教授
学 位
略 歴
博士(言語文化学)
専門領域
日本語学、日本語教育学、対照言語学
主要担当科目
日本語講義、日本語教育講義、日本語教育実習
所属学会
日本語教育学会、日本語文法学会、日本語学会
研究活動等
【学術論文等】 ・有情物の存在を表す「Vテイル」と「イル」の使い分けについて,日本語教育, 178号:(109-123)(2021年4月) ・非情物の存在を表す「Vテイル」と「アル」の使い分けについて,日本語教育, 175号:(88-99)(2020年4月) ・日本語アクセント教育実践のための工夫,韓国日本語教育学会:(30-33)(2018年4月) ・「言葉のきまり」に着目した文学作品の読解の試み 中学校学習指導要領国語科 における言語形式と言語内容を考慮して,活水日文,58:(11-28)(2017月1月) ・日本語韻律教育のための覚書,活水論文集文学部編,60:(47-60)(2017月3月) ・時間表現としての,中国語「到」「ゼロ形式」と日本語「まで」「に」「で」,活水論文集,56:(35-47)(2013年3月) ・日本語プレースメントテスト活用の可能性,リメディアル教育学会,6-1:(16-20)(2011年2月)
社会活動等
・日本語教育学会審査運営協力員
受験生・保護者の方へのメッセージ
「着物を着ている」という表現には「今,着物を着ている最中」という意味と「着物を着終わった後の状態」という意味の2つの解釈があります。一方,長崎など西日本の日本語では「着物,着よる(動作)」「着物,着とる(結果)」のように2つの意味の違いを正確に言い分けることができます。こんな日常的な表現の中にも私たちの気付かない論理が潜んでいます。このような日常の「あたりまえ」の前で一度立ち止まり,その背後に潜む論理や規則性に目を向ける姿勢こそ大学で身に付けるべき知的な姿勢だと思います。大学で自分自身の関心を追究し,知性を開花させてほしいと願っています。