活水学院院長室に、「咸臨丸」を描いたエッチングの作品が飾られています。咸臨丸はご承知のように1860年、幕府の使節団をアメリカに運んだ蒸気船です。それから100年経った1960年に、日米修好100周年運営委員会が日米の友好に功労のあったアメリカ人を選んで表彰しました。活水学院の創立者エリザベス・ラッセル先生もその一人に選ばれ、副賞としてこの絵が贈られたのです。
活水学院(当時は「活水女学校」)が創設されたとき(1879年)、日本で大学は「東京大学」一校のみでした。「活水」も大学ではありませんでしたが、創立者は女性に最高の教育を提供することを志しました。創立から102年後の1981年、活水学院にそれまでの短期大学に加えて四年制の大学が設置されました。
以来31年間、活水女子大学はキリスト教精神に基づく高潔な心情、自立心、リーダーシップの上に、広くて深い教養、高い識見、有用な技術を身につけた人間の育成に励んできました。このホームページに、皆さんがアクセスしてくださり、私たちと経験を共有し、学び合う機会に恵まれますことを切に願っています。
院長・学長 野々村 昇