学長室からのメッセージ

 

 皆さん、ご卒業おめでとうございます。
 卒業をするということは大人になることを意味します。大人になるとは、「他人のせいにしない」という覚悟を決めることです。物事がうまくいかなかったとき、自分がミスをしたときに、その理由を外部に求めず、自分の責任を自覚するということです。

 大学を卒業すると大部分の人は職場に入り、上司や先輩や友人と一緒に仕事をすることになります。そのときに、失敗を他人のせいにしない人ならば、きっと信頼を得られることでしょう。

 そこで、次に、「この仕事をやりませんか」と言われたら、ぜひ「はい、私にやらせて下さい」、英語だと Let me do it と応じられる人になって下さい。

 でもこのように「信頼される人」になるには、実力が伴う必要があります。ではその実力はどうしたら身につけられるのでしょうか。答えは、「学び続ける」ということです。大学からの卒業は、学ぶことをやめることではありません。今こそ学びを始める時です。勉強はつまらない、と思った人がいたら、それはこれまでの勉強が、あなたが本当に必要とする能力に結びつかなかったからだろうと思います。でも皆さんは、これからは、人に信頼される人間になるために、本当の意味で世のため、人のために役立つ仕事ができる人になるために、毎日学び続けなければなりません。社会は、会社は、あなたのまわりの人は皆、常に学び続ける人を求めているのです。

 でも自分は果たしてこれからずっと、目標を見失わず、前を見つめ、日々勉強を続け、歩み続けることができるだろうか、と不安を覚える人がいるかもしれません。そのときはどうしたらよいでしょうか。

 自信を失った時、自分の内から力が湧いてこなくなった時、私は「祈ること」を勧めます。旧約聖書の詩編121篇の冒頭に、「目を上げて、わたしは山々を仰ぐ。わたしの助けはどこから来るのか。わたしの助けは来る、天地を造られた主のもとから」という節があります。

 あなた方がもしも疲れ、力をなくし、自信を失ったら、どうか目を上げて山々を仰ぎ見てください。そして祈ってください、「神さま、助けて下さい。活ける水を私に下さい」と。祈ることができる生物は人間だけであると聞いたことがあります。

 私の好きな言葉があります。それは「祈りは聞かれる」、「願いは叶う」、「思いは届く」という言葉です。私自身幾度もそれを経験してきました。まじめに、祈りつつ歩み続けてください。あなた方にも必ず、力と助けが与えられることを信じます。

 活水女子大学を巣立とうとしているあなた方若い女性が、この世の中を明るく、清らかに、また温かなものにしていってくれるようにと、心から願っています。

 
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