活水高等学校 活水中学校

受験生の皆様へ
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合格体験記(音楽コース)

「大学受験を通して」

桐朋学園大学音楽学部音楽学科
ピアノ専攻進学

B. O. さん

 私はこの度、桐朋学園大学音楽学部ピアノ専攻に一般入試で合格しました。先生方や家族をはじめ、多くの手厚いサポートを受け、第一志望の大学に合格することができましたことに、心より感謝申し上げます。
 私が、桐朋学園大学への受験を決意したのは、高校3年生の夏頃です。ここまで歩みを進めるには、決して楽な道のりではありませんでした。私は高校3年間、毎月のように様々なコンクールに挑戦し続け、毎日コンクール一色の充実した生活を送っていました。しかし、コンクールの回数が増えると共に、心と身体が追いつかず、大好きだった音楽から離れたいと思うようになってしまったのです。「こんな私が音楽をして良いのだろうか」と自分を責めたりもしました。
 こうして音楽から距離を置くうちに、「このまま諦めてよいのだろうか」と自問自答を繰り返し、私はいつしか自然と音楽が恋しくなっていきました。初めての挫折を乗り越えてからは、ピアノが弾ける喜びを感じたり、今まで以上に音楽に対する“熱い想い”が強くなりました。
 そして、その経験から大学はあえて困難な道を選びたいと思うようになりました。最終決定となる5月の進路希望調査から、私の受験期間は始まりました。残された時間は思っていたより少なく、一つのことにこだわってしまう私は、たくさんの科目への対応を効率よく進めていくのが難しく感じました。練習時間をどのようにして効率よく使うのか。私は、毎日朝早くから学校に来て練習をしたり、放課後も下校ギリギリまで残り、一つひとつの科目の練習時間を確保しました。幸いに、1月に入ってからは、受験が終わっていない生徒に対して、一日中練習できる環境が与えられていたため、充実した受験準備をすることができました。
 迎えた受験の当日では、不安な気持ちはありましたが、それよりも“音楽に対する熱い想い”の方が強く、強い気持ちで臨むことができました。また、これまで学校の演奏会やコンクールをはじめ、たくさんの経験を頂けたことで緊張もすることなく、今までの感謝の思いを込めて出し切ることができました。
 私が受験するにあたり、大切にしてきたことは、感謝の気持ちと謙虚な姿勢を忘れないことです。今回、受験を通して周りの方々の支えを身近に実感しました。熱心にご指導頂いた先生方、健康の面での管理や精神的なサポートをしてくれた家族、応援してくれた友達には、感謝の気持ちでいっぱいです。
 これから先、様々な試練や挫折を味わうと思います。ですが、私はこの大学を選んだことに後悔はありません。憧れから現実になった桐朋生という新たな肩書きを胸に、自分にしか作れない音楽の世界を追究し続けていきたいと思います。そして、いつか私の音楽で恩返しをしたいです。

「最後まで希望を捨てずに努力する」

佐賀大学教育学部学校教育課程小中携教育コース
中等教育主免 音楽専攻進学

A. B. さん

 私はこの度、佐賀大学教育学部にAO入試で合格しました。先生方や家族をはじめ、多くのサポートを受け、第一志望の大学に合格することができたことに、とても感謝しています。
 中学時代、ある先生との出会いをきっかけに中学校の音楽教師を目指すようになりました。高校に入学して進学先を考えた時に、広い視野で子供たちの発達段階をとらえた教育法を学べる点や、複数の免許を取得できるという点に魅力を感じ佐賀大学を受験することを決めました。
 AO入試には、小論文、面接、実技レッスンがありました。その中でも、特に苦労した小論文と面接対策についてお話しします。
  今まで小論文などほとんど書いたことがなく、本格的に勉強し始めたのは三年生の夏休みです。国公立大学受験者のための小論文講座を受講しました。文章を書くのが苦手な私にとって、制限時間内に資料を読み解き800字程度の文章を書くということが非常に難しく感じられました。また、教育に関する知識も少なかったのでどのように書いていけばよいのかわかりませんでした。しかし、過去問を多く解いたり、教育に関する本を読んだり、何度も先生に見ていただくうちに、少しずつですが書けるようになっていきました。
 面接では、通常の質問に加え口頭試問が出題されました。口頭試問とは、希望する学部に関する質問です。当初面接練習では、緊張のあまりうまく伝えることが出来なかったり、早口になってしまう癖がありました。何度練習しても、思い通りにいかずできない自分自身に腹を立ててしまうこともありましたが、先生方や友達は私の面接練習に何度も付き合い、沢山のアドバイスをしてくれました。そのおかげで、落ち着いて自分の言葉で伝えられるようになりました。
  入試当日は、「音楽教師になりたいという意思を一生懸命伝えよう」という気持ちで臨みました。緊張しましたが、今まで練習してきたことを信じていつも通りに試験を受けることができました。
  私は受験を終えて感じたことがあります。それは、夢の実現のために努力を怠らず、最後まで諦めない姿勢が大事だということです。初めは、自分のできないことばかりに気を取られ、不安や焦りに押しつぶされそうになった時もありましたが、最後まで希望を捨てず努力し続けたことが「合格」に繋がったのだと感じました。また、受験するにあたって先生、家族、友達の支援があったからこそ今の自分がいるということを忘れずに夢に向かって精進していきたいと思いました。
 これから受験を控える1、2年生のみなさん、今抱いている目標や夢を諦めることなく最後まで努力し続けてください。努力は必ず報われるはずです。

「好きがつなげるもの」

大分県立芸術文化短期大学
音楽科声楽コース進学

R. T. さん

 私は大分県立芸術文化短期大学に合格しました。私がこの大学を志望したのは、やりたい事が全てできる上に、学費が安く両親の負担を減らす事ができると考えたからです。
 音楽の分野で進路を選ぶ場合、将来の職業選択の幅が狭く、ソロ活動として食べられる人も限られています。私は音楽教師を目指していますが、学校の中で音楽という教科の授業数はとても少ないものです。最近は、更に音楽の授業が減少しているようです。そんな中でも、私が音楽の道を選んだのは、音楽が好きだからです。
 私は幼いころから教わっていたピアノの先生を亡くし、音楽からだんだん離れていきました。しかし、ピアノをしたい気持ちは逆にだんだん強くなっていきました。そんな時、声楽に出会ったのです。ピアノをどう再びやっていくか分からなかった私に、歌は大きな心の支えとなり、自分でも音楽への欲求が想像以上に強かったことが分かりました。
 私が高校に入って大切にしてきた事は、そんな音楽への思いを原動力に、日々練習に励むことでした。以前の私だったら、好きという気持ちだけで将来を考えていいのだろうか?と思ったことでしょう。しかし、好きという気持ちは、勉強をする意欲に大きな差を生み出します。高校では、吹奏楽を耳にしたり、ふれてこなかった楽器に興味・関心を持っていきました。離れて気づいた音楽の偉大さに接し、今は幸せを感じています。
 私が受験で大切にしてきた事は、合格に着実に近づいていくための実績です。主科のピアノを含め、習っていた声楽も活かし、三年間コンクールに挑戦し続けました。結果は様々でも、一つ一つのコンクールに出会いがあり、多くの発見がありました。また自身の技術向上にもつながりました。これは受験で大きな支えになったし、教師としてもこれから大きな武器となることでしょう。音楽以外でも、検定や大会、様々な事に挑戦する事は、決して無駄ではないと思います。
 私が教師を目指しているのに教育大学を志望しなかったのは、教師として知っておくべき音楽の知識を広く身に着けていくためです。それに加え、ピアノだけではなく、声楽との両立で音楽を学び続けたかったこともあります。教育大学には教育大学にしか得られないものがあるでしょう。しかし私は、音楽を追究することを求めていました。将来生徒に音楽の楽しさを色々な視点で伝え、音楽を好きでいてくれる生徒育成に励みたいのです。このように受験するにあたって、広い視野で大学や就職を探してみる事も、良いと思います。そして何より受験は準備が大切です。今、将来について何も考えていなくても、何か好きな事にチャレンジする機会が生まれたら、それまでにしていた準備が後に自身の大きな支えになったり、向上心につながるかもしれません。
 このように好きという気持ちは、とても大切な気持ちであると思います。今までもこれからもお世話になっている両親には、はやく親孝行ができるように、これからは更に色々な事に挑戦していきたいと思います。

「諦めない心」

国立音楽大学演奏創作学科
鍵盤楽器専修ピアノコース進学

R. M. さん

 私はこの度、指定校推薦で国立音楽大学に合格することが出来ました。小さい頃からピアノが好きでしたが、音楽大学に進学したいと思ったのは、小学6年の時のある出来事がきっかけです。当時、私が通っている小学校に、活水高校卒業のピアニストとソプラノ歌手が来校して、体育館で演奏を披露してくれたことがありました。その後、学年全体に合唱の指導をして下さったりして、それはとても衝撃的な体験となりました。音楽って素晴らしいと思ったし、私も将来音楽の仕事がしたいと考えるようになりました。
 国立音楽大学に行きたいと思い始めたのは、高校2年の秋のオープンキャンパスに行ってからです。偶然、体験レッスンが行われていたのですが、主科のピアノの先生の紹介で、大学の先生のレッスンを受ける事ができました。充実した練習室や綺麗なホール、そして的確なレッスン、どれもとても魅力的に感じました。その頃から私は、進路の第1希望に国立音楽大学と書くようになりました。しかし、高校3年になってすぐに進路指導の面接があり、悲しいことに評定が足りないと言われました。私は音楽以外の教科が苦手でした。筆記試験で点数が取れないので、出席だけは頑張っていましたが、平常点だけでは平均点には届きません。評定を少しでも上げるためにゴールデンウィークは遊びにも行かず、中間テストの勉強をしました。その甲斐があってか、夏休みの個人面談では、評定はギリギリクリアできたと言ってもらいました。ほっとしたのもつかの間で、今度は実技の方が心配になってきました。
 夏期講習にも通い、オープンキャンパスの時と同じ先生のレッスンを受けることができました。私は緊張すると打鍵が浅くなってしまうので、思うようには弾けず落ち込むこともありました。秋になると、周りがすっかり受験モードになり、学校での練習時間も多くなって、皆とお互いに励まし合うようになりました。
 月に1度は東京に行ってレッスンを受けられるようにピアノの先生がスケジュールを組んでくれました。学校では、志望動機の作文があまりにも下手だったり、願書に抜けがあったりしたので、何回も添削してもらいました。面接の練習もしました。
 受験本番では、審査をする5人の先生の前で弾くのですが、距離が近く緊張し過ぎて上手く弾けたかどうか自信はなかったのですが、合格通知を頂くことができ、本当に嬉しかったです。支えてくださった先生方、本当にありがとうございました。一緒に頑張った級友達にも感謝しています。これから受験生となる在校生の皆さんも、志望校が決まってからくじけることもいろいろとあると思いますが、メンタルを強く持って頑張って下さい。

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