活水高等学校 活水中学校

受験生の皆様へ
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合格体験記(特別進学コース)

「大学受験を通して」

長崎大学歯学部歯学科進学

2018年度特別進学コース卒 M. Y. さん

 私はこの度、一年間の浪人生活を経て、かねてからの第一志望であった長崎大学歯学部にAO入試Ⅱ(センター試験を必要とする自己推薦)で合格した他、近畿大学、福岡大学をはじめとする多くの大学に合格することができました。この望んでいた以上の結果を残せたのは、3年間休みなく指導してくださった活水の先生方や、支えてくれた家族や友人のおかげだと思っています。心より感謝申し上げます。
 私の両親が歯科医師ということもあり、私は中学生の頃から漠然と歯学部を目指していました。そのため、活水高校でも特別進学コースに所属しました。さらに、受験を前にして志望理由書を書く中で真剣に自分と向き合い、なりたい人物像やしたいことを具体的に考えました。その結果、自分が疑問・関心を持っていることを研究し、将来の医療に貢献したいと考え、歯学研究者を志すようになりました。長崎大学歯学部のAO入試は大学院に残って研究する人を募集するものであり、私の志望によく合っていたため、この方式で受験することにしました。
 特別進学コースは、少人数クラスで、毎朝、毎週土曜日、長期休みに課外授業が行われ、先生方は質問をすればいつでも丁寧に答えてくださったので、私個人に合った素晴らしい指導を十分に受けることができました。
 私が日々心掛けていたことは、授業時間内にその内容を出来るだけ身につけることです。特に数学は、比較的時間をとって丁寧に授業が行われていたので、クラスメイトが練習問題を解き終わるまでに、その問題の答え合わせ、間違えた箇所の原因追及、改善を図りました。生物などは用語が多く、授業中に全てはとても覚えきれないので、問題集を一通り解き、間違えた印がついた問題は印が消えるまで何度も解き直しました。図で覚えた方が良いものは、何も見ずに出来るだけ早く完璧に再現できるようにしました。これらの方法はとても役に立ったので、ぜひ活用してもらいたいです。
 また、私は受験を通してメンタルコントロールの大切さを学びました。うまく成績が伸びなくて焦った時期や、進路が決まっていく友達を羨んだ時期もありましたが、そのようなときは結果が出ませんでした。むしろ、勉強が手につかなくなったり、試験中も頭が真っ白になったりして成績は悪化しました。どんなにゴールが果てしなく思えても、自分が少しずつ成長するしかありませんでした。自分をコントロールできるようになると、学習を軌道に乗せられるようになりました。これは、受験を終えた今、勉強以外にも役立つことだと実感しています。
 今後受験するみなさん、自分の目標を諦めずに全力で追いかけてください。そしてぜひ、受験を通して勉強以外に何かを学んでほしいと思います。みなさんが満足のいく進路を歩めることを心から願っています。

「人事を尽くして天命を待つ」

熊本大学法学部進学

S. K. さん

 私は推薦入試を利用し、熊本大学法学部に合格しました。合格できたのは、様々な場面で支えてくれた親、担任をはじめとする小論文や面接の練習に協力してくださった先生方のおかげだと思っています。ご協力していただいた方々に深く感謝しております。
 しかし、熊本大学は入学時に志望していた大学ではなく、推薦入試を利用するとも考えていませんでした。なぜ、大学・入試方法を変え、この大学を選んだのか、その理由は2つあります。
  1つ目は、私が大学を選ぶ絶対条件が『法学部』であることでした。入学当初志望していた大学は九州大学でしたが、文系に進むなら法学部、理系に進むなら薬学部といった特に理由もない漠然とした目標でした。きっかけは高校2年の春、男女で考え方に違いがあるのではないかと思われる、ある裁判の判決に疑問を抱いたことからです。色々調べるにつれ、それは確信となりました。今の日本の社会は世界と比べて未だに男性が優位に立つ社会です。司法は、人を唯一裁くことのできる機関です。公正・公平でなくてはならない司法も圧倒的に男性の割合が高いです。法曹界の女性の割合を増やすことで司法がより公平に機能する理想的な機関に近づくのではないかと考えるようになり、私はその1人になりたいと思いました。これが私の進路決定のきっかけです。だから、大学は変えても法学部に進むことにこだわりました。
  2つ目は、九大法学部を志望していた大きな理由が九大の法科大学院で学びたいということでした。今年はセンター試験最後の年のため受験生全般が例年以上に安全志向です。私も同様で九大受験にチャレンジすることはリスクが大きく悩んでいました。その頃、他大学からでも法科大学院に進学できる可能性があることを知り、各大学の法学部を調べたところ熊大法学部で法曹を目指すための「法学特修クラス」が新設され、提携法科大学院の特別選抜枠へ進学できる制度が始まることを知りました。もちろん目標の法科大学院もあります。ただし、大学1年から法学特修クラスに入ることができるのは公募推薦入試合格者のみのため、母に相談し進路を決定しました。
  推薦入試と一般入試の違いは重視するポイントです。学力はいずれも必須条件ですが、推薦入試は評定基準に加え、アドミッション・ポリシーに対する適性の比重が特に大きいと思います。熊大法学部推薦入試では、出願書類等及び面接で総合的に選抜されます。評価基準は学問を学ぶうえで必要な論理的思考力・判断力・表現力等です。また他人より優れている何かを持っていることは有益になってくると思われます。私が、高3で推薦入試を視野に入れることができたのは、万が一を考え、妥協を許さなかったからだと思います。
  一般入試は点数のみで決まります。評定、表彰やボランティア等の活動も全く必要ありません。しかし、私は定期試験でも毎回目標をもって臨み達成のために努力しました。生徒会会長として尽力し、個人的な活動においても目標・結果にこだわり全国大会へ出場する等、様々なことに力を注ぎ、人一倍努力してきたと自負しています。公募推薦をいただけたのも、今まで積み重ねてきた努力の結果だと思っています。
  「公募推薦」=「楽」と一般的に思われていますが、推薦をいただいた後から入試までは過酷な日々が続きました。推薦入試に必要な志望理由書、論述課題、面接は、私が苦手とする分野でした。唯一の救いは、論述課題が事前提出型であることでしたが、短期間でテーマについて深く調べなければなりませんので複数の書籍や資料を閲読し有識者へ取材するなど悪戦苦闘の毎日でした。面接の準備は前日の夜まで仕上がらず、熊本へ向かいました。面接時間は20~40分となっており、会場に着いてからも完璧といえる対策でなかったため不安になり、待合室ではずっと緊張していました。ところが、面接室に入り面接官3人から各々質問を受けましたが、全くと言っていいほど緊張せず、相手の目を見てしっかりとスムーズに受け答えできました。面接後の自己分析ですが、これまで携わった活動や経験の中で特に「人前で話す」、「舞台に立つ」という経験が、メンタル強化、集中力のコントロールなど思っていた以上に面接で役に立ち、活かされたのだと思います。
  公募推薦は提出書類と入試の準備になにかと時間が必要です。準備期間中は一般試験の勉強はほとんどできません。体力的な負荷も大きいので、とりあえず公募推薦でだめなら一般入試という安易な考えはお勧めしません。
  合格発表までの2週間、「人事を尽くして天命を待つ」が、私の頭から離れなかった言葉です。私は「やれることは全部やった、これで落ちたらあきらめもつく。全力で挑んだのだから、合格しかありえない。」というのが、私の心情でした。
 私の受験体験から後輩の皆さんに伝えたいことは、高校生、中学生の自分がやるべきことを考え、目標を持って実行することです。「学習(必須)」「部活」「習い事」「奉仕活動」等々、できれば結果にもこだわりましょう。今は無駄だと思ってやっていなかったことが、人生の分岐点に立たされたとき足かせとなり、夢への道を閉ざす可能性もあることを考えれば、今努力して新たな道を切り開く方が絶対に得策です。
 面接をこれからに控えている人へ ─ 周到に準備し、最後まであきらめない。心を強くもって、自分を信じて臨んでください。

「やれることは、全部やる」

佐賀大学芸術地域デザイン学部
芸術表現コース/地域デザインコース進学

H. Y. さん

 私はAO入試で、第一志望の佐賀大学に合格しました。合格できたのは、熱心に細かく指導してくださった先生方、叱ってくれた親、どんなときでも応援してくれた家族、友達がいたからです。心の奥底から感謝の気持ちでいっぱいです。
 「佐賀大学に進学する」と決めたのは高校2年の2学期頃です。理由は2つあります。1つ目は、デザインについて学べる一番近い国立大学だったからです。1年生の時から国立大学進学を目標とし、大好きなデザインについて深く学びたいと考えていました。2つ目は、佐賀大学のこの学部が、ほんの少しの迷いもないほど、私の中でピタリと当てはまったからです。学部、コースについて調べ、オープンキャンパスにも行き「ここが私の行きたい所だ」と確信しました。
 それまでセンター試験に向けての勉強をしていましたが、チャンスがあるなら挑戦しようと思い、私はまず、AO入試を受けることにしました。親や塾の先生からは、「受かったらラッキーくらいに思っておきなさい」と言われました。だから、一般入試に向けての勉強も手を抜かないようにしました。AO入試への準備は、8月から本格的に始めました。AO入試の過去問は全て解き、後期一般入試の試験問題の傾向もこれと似ていたので解きました。試験は小論文、面接、プレゼンテーションです。
  小論文は、先生から教わった基本的な構成や書き方に沿って書くように心がけました。また、地域問題についての新聞記事を読んで、自分の意見を書いたり、ニュースやネットで情報収集を行ったりしました。
  面接は、先生方が自分の時間を割いて、熱心に指導してくださいました。伝えたいことを箇条書きにしておくこと、笑顔ではきはきと話すことが大切だと学びました。家でも面接の練習を行いました。佐賀大学のホームページから、面接官になりそうな教授の顔の画像を、タブレットの画面に大きく映し出し、その前で練習を行いました。その練習によって、画面に映し出した顔の教授とは初対面ではなくなり、よりリアルに面接の様子をイメージできます。実際、本番では「あぁ○○教授!」と親近感が湧き、落ち着いて話すことができました。この練習方法はとてもおすすめです。
  プレゼンテーションは、「面接官の頭を使わせないこと」「自分の考えを相手に伝えることだけに集中すること」が大切だと学びました。面接官は私以外にも何人もの受験生と面接をして、きっと疲れています。そうすると、面接官が考える必要がなく、スッと理解できるプレゼンがより良いということになります。プレゼン資料作成では、読み取った情報や自分の考えが、ダイレクトに伝わるように構成を考え、端的なイラストや図を使って表現できるように練習しました。
  他にも、「ラテラルシンキング」という発想法についての問題を解いたり、絵をわかりやすく描くための本を読んだりしました。また、地域のデザイナーについての本も読み、自分の興味のあるものはノートに書き出しました。
  今回、受験で学んだことは、「行きたい気持ち」を常に持って、少しでも自分の合格率を上げるために、自分がやれることは、全部やるということです。私が合格したのは、決してラッキーではなく、周囲の方々に支えられ、精一杯努力して掴んだ結果です。これからは、今回経験できたこと、学んだことを自信にして、大学生活に生かしていこうと思います。

「自信を作る」

長崎県立大学 看護栄養学部
栄養健康学科進学

K. M. さん

 私は、長崎県立大学栄養健康学科への合格を頂きました。合格体験記として次の5点を述べようと思います。
 1点目は、進路決定までの経路です。私は将来管理栄養士として、病院で働きたいと考えています。長崎で学び、長崎で働きたい私にとって長崎県立大学は進学先として大変魅力的でした。また、進学方法としては、学力だけで判断してもらうのではなく、私の考え方や想いを伝えたいと考え、推薦入試を利用することにしました。
  2点目は、悩んだこと・困ったことです。それは、センター試験のための本格的な勉強のスタートが遅れてしまうということでした。推薦入試は11月下旬にあり、それが終わってから勉強し始めることになるため不安でした。しかし、10月に先生から推薦入試のための準備とセンター試験のための勉強を同じ力配分で進めていくかどうか尋ねられた時、私は推薦入試のための準備に集中すると答えました。このように答えた理由は、推薦入試で必ず合格できるという自信があったからではなく、ただ本気で挑戦してみたいと考えたからです。
 3点目は、自分が大切にしたことです。それは、自分の将来像をしっかりと描くということで、このことによって志望理由書や面接で答える内容をあまり悩まず考えることができました。実際に、病院で働く管理栄養士の方に何度もお話を聞きに行き、5年後、6年後、10年後の自分を想像していました。
  4点目は、合格を勝ち取るために努力したことです。私は、心配性で何かに挑戦する時はいつも不安でした。そのため、今回の受験では自分自身に自信をつけることを頑張りました。私は、推薦入試のための準備を夏休みから本格的に始めました。英語の小論文があったため毎日最低30分は英文を読むということと、キクタン(basic)を全て覚えることをしました。これらで私は、苦手だった英文が得意になり模試でも英語の点数を大幅に上げることができました。また、受験まで書き直しを含めて約40本の小論文を書きました。この経験は受験本番での大きな自信になりました。面接練習も3人の先生方にしていただき、当日は緊張はしましたが自信をもって答えることができました。
  最後に、後輩の方へアドバイスをさせていただきたいと思います。合格までの道のりは人それぞれです。しかし、共通して言えることはたくさん悩みながらたくさん努力したということだと思います。悩みながらも努力できる環境は大変ありがたいものです。私自身、受験にあたり6人の先生方・家族にささえられました。これらの方々が私に、悩みながらも努力できる環境と挑戦への自信をくださいました。皆さんもたくさん悩みながらも合格を諦めずに頑張ってください。先生方や友達、家族からの応援が一番の受験のお守りです。

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